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第一回

EV自動車がもたらす日本の未来

業種柄、製造業の現場。いわゆる「工場」に納品する案件も多い我々。そんな町の工場、生産ラインに納品をしている時に最近ふと耳にする「俺たちの仕事はあと何年仕事としてあるのかなぁ?」という漠然とした不安。
AIの技術革新の速度は凄まじいと、現場である私たちも実感はしているのだが、果たして「製造業」というこの業種は仕事としてなくなってしまうのか?
今日はそんなことを我が社のスタッフを交え、話し合って見ることにした。

漠然とした不安
もたらしている原因は2つ

業種柄、製造業の現場。いわゆる「工場」に納品する案件も多い我々。そんな町の工場、生産ラインに納品をしている時に最近ふと耳にする「俺たちの仕事はあと何年仕事としてあるのかなぁ?」という漠然とした不安。
AIの技術革新の速度は凄まじいと、現場である私たちも実感はしているのだが、果たして「製造業」というこの業種は仕事としてなくなってしまうのか?
今日はそんなことを我が社のスタッフを交え、話し合って見ることにした。

EV自動車はいつスタンダードになるのか?

まずはこの問題に関して話し合ってみた。
社内でも意見は割れ、「既存の自動車業界ではない、業界の参入も可能なEV自動車は価格競争の始まりとともに爆発的に普及する」と考える者。
「EV自動車が普及するまでには早くても20年以上はかかるのではないか?」と推察する者とが存在した。
前者の意見としては、現在海外大手の掃除機メーカーの参入もあることから、そういった考えに至ることは、充分に理解できる。しかし後者の根拠はなんだろう?
20年という数字が漠然としたものなのかどうか精査が必要だ。

EV自動車の普及を考える上で、一つ試算のヒントになるのでは? とあるものが提示したのが「インフラ」だった。 EV自動車のデメリットの一つが「充電時間」であるということに着目したこの意見。
確かに、現在EV車の充電には30分から1時間が必要で、200-300kmという数字が出ている。
長距離の場合では最低でも1回は途中充電が必要で30分以上の停留を余儀なくされる。 現在充電短縮の技術が進み将来的に1/3に短縮できるとしている機関もいるがそれでも10分だ。 給油の時間とは程遠いため、充電スタンドは需要が増せば渋滞になってしまうことが想像できる。

インフラは道路沿いの充実だけでは済まない

スタンドが渋滞することは想像できるが、問題はそこだけではない。EV車の魅力の一つは自宅のコンセントから電気を取ることが可能なことだ。 だが、それも戸建ならば可能だが集合住宅では難しい。
駐車場にそれぞれ充電出来る機能を搭載するにはそれなりに投資が必要だ。
これらの、インフラを満たさない限りはEV車普及の確かに難しいのかもしれない。

1919年に日本石油が一号店を出店し、その後ピークの数を迎えるのが1994年の6万421件。
実に75年の歳月がガソリンスタンドの普及には必要だった。 現在、ハードがすでに有り、それを転用できると考慮し、さらに技術革新による工期の短縮化を考慮し半分の年数を考えても37.5年。1/3の期間で整うと考えると25年。
なるほど、20年以上かかるという言葉にそれなりの説得力が増してくる。

electric car

トガリスト的見解
私たちの仕事はあと20年は大丈夫ですよ!(多分)

断定はもちろんできない、仮想の話でしかないが、私たちの仕事はあと20年問題なく仕事がありそうな...気がして来た。
なので、取引会社さん! 恐れずに安心して、新しい設備設計のご相談お待ちしています(笑)

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