第二回
戸苅工業マガジンコンテンツ「トガリスト」正式始動! 厳選に厳選を重ね、戸苅工業期待のホープたちを集め、戸苅工業の面白さ、技術力、発想力を発信すべく本格的に会議を始めた。
今回は、企画の導入編。 トガリストとして、どんな話題がふさわしいか、自分たちがワクワクするのかを話し合い、マガジンの方向性を定めるために、5人の勇者が集結した!
企画は自分たちが楽しいことはもちろんだが、戸苅工業の個性。
そして、閲覧いただいたユーザーさんが「面白そう!」と思ってくれることが大事。
まずは、議題の意味を明確にして、それぞれが意見を出し合った。
出てきた意見はこちら。
・ロボットを見せたい!
・レーザー加工機を使って何かつくれないか?
・動画で演出できるものを作りたい!
・ロボットは何がどこまでできるのか伝えたい!
・戸苅工業で働いている人を見せたい!
こんなアイデアがあがった。
「ロボットを見せたい!」
ロボットと一括りに言っても、一般の人から、それこそ私たちのような専門職の人間では思い描くものは様々だ。戸苅工業ではこんなロボットを扱っている。
そうしたものを発信することができれば、戸苅工業のことをわかっていただけて、尚且つロボットの面白さも伝わるのではないか? そんな思いからのアプローチだ。
実際、専門業である戸苅工業に勤めていても時折、びっくりするほどの巨大なロボットの搬入などもある。 本業でロボットに携わっているものでも、びっくりするようなロボットをもっと皆さんにも見ていただければといった思いもあっての提案だ。
「レーザー加工機を使って何かつくれないか?」
工業界ではレーザーを使って鉄板を切り抜いたり、鉄板に彫刻ができたりと様々な「レーザー」が10数年まえより進出してきており、戸苅工業にとって身近な機械になってきた。
そんなレーザー加工機を使って何が作れるのか? どんなものを扱えるのか? など、私たちが皆さまにお伝えしていけば、どうやったら加工ができるかわからないけど、戸苅工業に問い合わせればやれるのかもしれない! という業界ニーズに応えられるのではないか? という発想からのアイデアだ。
「動画で演出できるものを作りたい!」
InstagramやTikTok、YouTubeといったSNSツールが席巻する昨今。
動画で発信する人々もとても増えている。
これを利用して、戸苅工業の知名度を上げるための戦略だ。
戸苅工業の業務内容をどう伝えるのかではなく、戸苅工業をどうプロモーションしていったら良いのか? と言った視点のアイデア。若手のスタッフだから思いつく提案だと感じる。
「ロボットは何がどこまでできるのか伝えたい!」
ロボットは一体どこまでできるのか?
人間の代替えとなりえるのか?
そんなロボット産業に当初から問われ続けている疑問に果敢に挑もう! という企画。
戸苅工業のロボットがどんなもので、何ができるのか? 何をさせるのか?
そして、どこまで出来るのか? を「見える化」する企画だ。
「戸苅工業で働いている人を見せたい!」
戸苅工業の技術や設備にフューチャーすることも大切だが、人に注目していくことも面白いのではないのだろうか?
スタッフの紹介を兼ねながら、人を発信していくことで、戸苅工業の会社の雰囲気や温度などを感じてもらうことで、働きたいと思ってくれる仲間が増えたり、ここならしっかりとした仕事をしてくれるのではないか? という期待へと繋がったりと、会社の認知度を上げていくことにつながるはずだ。
こういった意見を根拠に、5つのアイデアが集まった。
このアイデアから、より実現可能で何ができるのか? という企画を煮詰めていく段階に入る。
「ロボットの強さやを伝えることができないか?」というアイデアを発言するものが居れば「ロボットの怖さも伝えたいよね」という発言があったり。
動画を撮るならどんな機材が必要か? から誰が動画を編集するのか? という現実的な割り振りの問題に直面したり。
こんなことをしたい。
こんなことができないか?
これは面白いか?
といったディスカッションを小一時間ほど、行った。
結果、まとまってきた意見が「ロボットを見せたい!」というアイデアへの帰結だ。
ロボットを見せるためには、ただ見せるためだけではなくこのロボットが「何をするロボットなのか」を伝えなくてはならないし、動きがあった方がわかりやすい場面もある。
見せるロボットのテーマ如何で、戸苅工業の設備の紹介をすることもできるし、戸苅工業で働く人材の紹介も可能である。
ロボットを効果的に見せる(紹介する)ことが可能であれば
・レーザー加工機を使って何かつくれないか?
・動画で演出できるものを作りたい!
・ロボットは何がどこまでできるのか伝えたい!
・戸苅工業で働いている人を見せたい!
この四つの議題もフォローアップできるわけだ。
以上の頃から、受注案件ではないが、戸苅工業の技術と知識を集約させて、自社開発のオリジナルロボットを作ると言うことが決定した。
さて、問題は何を作らせるか? だ。
いろいろなアイデアの中から誰かがこう言った。
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